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【1】イオン九州株式会社、マックスバリュ九州株式会社及びイオンストア九州株式会社の経営統合(株式移転)に向けた基本合意書締結に関するお知らせ


イオン九州株式会社(以下「イオン九州」といいます)、マックスバリュ九州株式会社(以下「MV九州」といいます)及びイオンストア九州株式会社(以下「AS九州」といいます)は本日開催の取締役会決議に基づき、イオン株式会社(以下「イオン」といいます)は代表行役の決定に基づき、イオン九州、MV九州及びAS九州の経営統合(以下「本経営統合」といいます)に関する基本合意書(以下「本基本合意書」といいます)を締結いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。

 

1.本経営統合の目的
イオングループでは、2017年12月に、2020年に向けての中期経営方針において、「リージョナルシフト」「デジタルシフト」「アジアシフト」及びそれらに連動する「投資のシフト」の4つをグループの変革の方向性として掲げており、事業を展開するそれぞれの地域・領域でNO.1の集合体を目指しています。


その実現に向けて、スーバーマーケット(以下「SM」といいます)事業においては、ドラッグストアやコンピニエンスストア、Eコマースなど競争のボーダレス化による競合環境の激化やお客さまの生活スタイルの変化、健康志向、低価格志向、即食需要の増加など嗜好の変化等に対応するために、地域ごとに一定以上の規模を有する企業体となり、地域商品の開発、物流、デジタル化への投資を強化し、お客さまへの便利さを提供し続け、最も地域に貢献する企業に成長する必要があります。


このような中、イオン九州及びMV九州の親会社であり、AS九州の完全親会社であるイオンは当該中期経営方針において、SM改革の今後の方向性を示しました。
これを踏まえ、九州エリアにおいて事業を展開するイオン九州、MV九州、A S九州は、本経営統合により持株会社体制となり経営資源の最適化を実現することで、「九州でNO.1の信頼される企業」を目指すことを確認いたしました。


食品事業においては、お客さまの食に対する嗜好の多様化やデジタル化に対応し、九州の食文化の向上に資することにより、九州エリアにおける市場シェアNO.1を目指して相互の経営資源・ノウハウの共有化を推進するとともに、商品調達力の強化や物流機能の効率化によるシナジーの極大化に努め、「食」に関するあらゆるニーズを満たす「フードソリューション企業」を目指してまいります。


非食品事業においては、デジタル化やお客さまの生活スタイルの変化に対応するため、食品以外の衣料品・住関連品においても、「物販」「サービス」をはじめとする専門店の集合体として生まれ変わり、多様化するお客さまのニーズにお応えする企業を目指してまいります。
持株会社は、全体の本社機能を持ち、経営資源の最適化による、シナジー効果の極大化、ショッピングセンターの価値向上、物流やデジタル化に向けたインフラの強化に努め、食品・非食品の強みを最大限に発揮してまいります。


2.本経営統合の要旨
(1)本経営統合の方式
イオン九州、MV九州及びAS九州の共同株式移転によって3社の完全親会社(以下「本持株会社」といいます)の設立(以下「本株式移転」といいます)を行う方法により統合する基本方針のもと本経営統合を進める予定でおります。
経営統合後、本持株会社傘下のイオン九州、MV九州及びAS九州の3社を食品事業会社と非食品事業会社に再編(以下「本持株会社傘下での再編」といいます)することを視野に入れて、当事者にて協議・検討を行う予定です。

 

 

【2】イオン アナリスト予想

 

売上微減減益を予想。今期経常利益に関する現在のアナリスト予想の平均値は35%減益の133,750百万円で、会社予想100,000百万円に対し強気の予想となっています。最近の予想の推移を見ると、この1週間の変化はなく、3ヶ月間では3.7%上昇しています。

 

アナリスト評価の平均は「やや弱気」。この1週間では横ばいの状態、3ヶ月前と比較すると0.5上昇しています。この3ヶ月間で、同社の株価の水準は2.68%上昇しています。

 

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